はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

国防軍

全転載ですが、お暇な方はどうぞ。





選挙前になってきて民主党が仕掛けています。自民党の政策批判をして自民党を貶めて、それによってまた国民を騙そうとしています。
安倍総裁の日銀の国債買い取りもそうです、国防軍のこともそうです。
自民党普通の国になって戦争でもする・・」と細野氏。これは日本が普通の国ではないということをわかって言っているのです。普通じゃない方がいいようです。

去る10月29日ですが、私の地元の自民党衆議院議員候補者である石川昭政支部長の勉強会が開催されました。その時の講師が西田昌司先生でした。この時、国防軍について聞いていました。
(尚、この時の各質問は何の打ち合わせもなくさせて頂きましたが、さすがお二人ともきちんとお答えされていました)

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さくらの花びら:
自民党自衛隊国防軍にすると言っていますが、国防軍にすると何か変わるのでしょうか?
西田昌司先生:
要するに、今の自衛隊は装備は軍隊なのですが、法律の体系が軍隊ではないんです。軍隊というのは非常事態に動くことになっています。軍隊ですから相手を撃つこともあるわけです。傷つけたり、殺したりするんです。ところが軍隊ですから当然刑法に問われません。その代わり軍隊の仕組みは法律ではなく軍法で規律を作って裁判をやらないといけないわけです。そういう法体系が出来ていない。その法体系を、つまり軍隊が機能できる法体系を作らないと、今でも彼らは使命感がありますから、もしも有事の時は法律違反になってもやるという意識は持っておられると思います。しかしそれは彼らの良心に期待して責任を押し付けてやるのは政治家としてまずいんで、我々政治の側が、しっかり彼らが任務を果たせるように、法律の体系や仕組みを作っていかないと機能できない、そこが一番大事なことです。

さくらの花びら:
自衛隊の方々のお話を聞くと、国を守るには国際法に則って対処したいというのが本音だと思うんです。
西田昌司先生:
日本の場合だけですよ、憲法違反になるから、ああとかこうとかいうでしょう。そうではなくて今仰ったように国際法、つまり自分の国を守るためにはありとあらゆることをしなければいかんのですよ。そのことを憲法が規定していないということ自体が憲法違反なんですよ。今の憲法自体がおかしいのであって、その憲法に仕組みの中でものを考えてやっていくとおかしくなるので、政治がこの憲法の決着をつけなければいけないんですよね。
石川昭政支部長:
今、西田先生が仰ったのは有事法制の話であって、非常時において、たとえば戦車を国道で走らせる場合に道路交通法に準拠しなければならないということですが、そういうバカげたことをやっているのは日本だけであって、やはりグローバルスタンダードに合わせることで自衛隊の活動範囲は広がりますし、国益に沿って活動できる軍隊にしていくべきだと思います。これはもう喫緊の課題だと思います。

さくらの花びら:
ありがとうございました。
次に、今回、民主党政権がダメなことは誰もが理解したと思いますが、一方では自民党になったらよくなるのか、という意見もありますが、そのあたり西田先生いかがでしょうか?
西田昌司先生:
それは、よくなる一方ですね。(会場大爆笑)^^  ・・・・・。







先日、航空自衛隊百里基地に行き、自衛隊幹部の方々と懇談した時に、
「今度、自民党が政権を取ると自衛隊国防軍に名前が変わりそうですが、航空自衛隊は航空国防軍になるのか、それとも国防空軍になるのか、どうなんでしょうね?」とお聞きしたら笑っておりました。

自民党国防軍にするのはいいと思いますが、名前だけを国防軍にしてもしょうがないのではないか、と思って、この時、西田先生に質問してみました。
本来、自衛隊も他国からすると軍隊ですから、軍隊として任務遂行できるように法体系を整備していくのは当然です。名前も「隊」よりは「軍」としたほうがわかりやすくていいと思います。
ここは政治家が覚悟を決めてきちんと、国を守るために命を懸けている方々に敬意を表してきちんとやって頂きたいところです。

軍隊が刑法に縛られて正当防衛と緊急避難にしか武器使用できないようでは国を守れるわけがありません。他国と同じように国際法に則って対処させるべきです。
専守防衛」というのも1970年の中曽根防衛庁長官の時に反戦派に納得させるための防衛白書に書かれものですが、これを未だに守っていることもおかしなことです。
そして、最も大事なことは国のために命を捧げた方々に対しての国は慰霊をどうするのかということも決めておきべきです。靖国神社に祀るのか、どうするのかです。
私が自衛隊の方々に聞くと10人中10人が靖国に祀って欲しいと言います。
これは本音だと思います。
政治家はここまできちんと決めてやることが大切だと思います。