はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

PERFECT BLUE

WOWOWで特集していたので録画をして観た。




まったく予備知識が無い状態で観たのだが、推理サスペンス的なアニメーションでなかなか手の込んだ内容となっていておもしろかった。




PERFECT BLUEは 今 敏 と言う人が作ったアニメーション映画で1998年制作と15年前の映画なのだが、あまり古さは感じられなかった、そしてこの今敏監督なのだが既にお亡くなりになっている、2010年に47歳と言う若さで膵臓ガンに犯され亡くなっている。



ちなみに、主な放送内容は以下の通りで


世界的に高く評価され、2010年に亡くなったアニメーション監督・今 敏。映画からTVシリーズ、遺作となった短編まで、全映像作品を一挙放送!

 2010年8月24日に46歳で亡くなった今 敏監督。世界で高く評価されるアニメーション監督として、広く人気を博してきた。没後3年となる2013年の夏、今 敏監督の全映像作品を史上初の完全放送! 唯一のTVシリーズとなる「妄想代理人」や、第33回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀アジア映画作品賞を受賞した映画『千年女優』、遺作となった短編「オハヨウ」など全6タイトルをラインナップしている。




<ストーリー>
PERFECT BLUE』[R指定]
1998年公開の、今 敏の監督デビュー作となるサイコサスペンス。アイドルグループ“チャム”で活動していた霧越未麻は、独立して女優になる道を選ぶ。だが、仕事はアイドル時代のイメージとは真逆の汚れ役ばかりで、スタッフやファンも困惑する。そんな中、未麻にストーカーの影が迫り、脚本家やカメラマンなど周囲の人々が殺される事件が発生。未麻は次第に精神のバランスを崩していく。キャラクター原案は漫画家の江口寿史


千年女優
伝説の女優が語る半生記が、やがて時空を超えた展開を見せる異色ファンタジー。30年前に突然銀幕から姿を消した大女優・藤原千代子へのインタビューを取り付けた番組制作会社社長・立花源也は、カメラマンとともに彼女の屋敷を訪れる。関東大震災の日に生まれたという彼女は、学生時代の初恋などを語り、いつしか記憶は出演作の内容と入り交じっていく。黒澤明監督の『蜘蛛巣城』(‘57)など、往年の名画を引用した演出も。


東京ゴッドファーザーズ
東京を舞台に3人のホームレスとひとりの赤ん坊が体験する小さな奇跡を描く感動作。クリスマスの夜、新宿の裏通りを根城にするホームレスの中年男・ギン、オカマのハナ、家出娘のミユキは、ゴミ置き場に捨てられた赤ん坊を発見する。“清子”と勝手に命名し育てようとするハナだったが、2人に説得され断念。手がかりになりそうな写真と名刺を頼りに、3人は親探しを始める。俳優の江守徹梅垣義明岡本綾が声優を担当。


妄想代理人」(全13話)
東京・武蔵野で起きた謎の通り魔事件をめぐるサイコサスペンス。人気キャラクターを手掛け一躍有名デザイナーとなった鷺月子だが、周囲の期待が重く、社内で孤立していた。ある日、帰宅中の月子はバットを持ち金色のローラーブレードを履いた少年に襲撃され負傷する。警察の捜査は思うように進まず、いつしか犯人は“少年バット”と呼ばれ世間の話題になっていく。そんな中、少年バットによる第2の犯行が発生する。


『パプリカ』
筒井康隆SF小説が原作のサスペンス。若きサイコ・セラピスト千葉敦子は、“パプリカ”という外見も性格も異なる少女に変身し、クライアントの夢の中に入るセラピーを行なっていた。そんな中、頭部に装着することで互いの夢を共有できるサイコセラピー機器“DCミニ”が盗まれる。敦子が危惧した通り、DCミニの悪用により、精神を侵され異常な言動に出る人々が増えていく。事態収束のため、パプリカは夢の世界に入り込む。


「オハヨウ」
今 敏監督の遺作となった短編アニメ。朝起きてから出勤にむけて準備をする、ひとり暮らしの女性の様子を1分間で描く。NHKのスポットとして制作され、映画『PERFECT BLUE』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』、TVシリーズ妄想代理人」といった一連の今 敏監督作品を手掛けたマッドハウスがアニメーション制作を務めている。





PERFECT BLUE』と『千年女優』は録画済みで、今後

9/16(月・祝)深夜1:30 パプリカ

が放送予定されている。




そしてなんだか心打たれる切ない今敏監督の遺書的ブログを読んだ、気になる方は読んでみてください、膵臓ガンの病床で綴ったと思われるおわかれのあいさつです。




今敏ブログ 

2010年8月25日

さようなら