はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

みどりフィッシングエリアでヤバイまじヤバイ

本来は甥っ子と釣り納めに行こうと思っていたのですが、LINEで明日どうするか聞くと、行けなくはないけれど最近塾ばかりで疲れた、と冷たい返事…

中学2年生に コノ嘘つき氏ね!







とも言えないので^^;




空模様と風の具合を調べて寝床につく、東山湖か?すそのFPか?ビッグロックか?みどりフィッシングエリアか?、何処にしようかと悩みましたが、年末年始は毎日1日3回もの放流が有るので、今日こそイージーな釣りをしようとみどりフィッシングエリアに行く事にした。

4時に起きて下道でと思っていましたが、2度寝をして5時に家を出る^^; さすがに矢板まで下道で2時間ってのはちょっと無理、なので首都高から東北道に乗り矢板まで節約フィッシングを今回は放棄しました。



5分前には着きましたが、すでに場所取りで釣り座が埋まっている、明日は大晦日だというのに釣り好きは暇人が多いな。

それでも東家の反対側で、中央より少し駐車場に近い釣り座が空いていたので、そこに釣り座を確保、東屋のほぼ正面です。

釣り座はいつもこの辺です
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V







開始のアナウンスと共に、一斉にルアーが水蒸気漂うポンドに投げ込まれていく、この時点での気温は氷点下4度、ガイドも凍る状況がしばらく続きました寒い。

激サムの12月のみどりフィッシングエリア 氷点下4度
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V








周囲はポツポツとは釣れ始めるも自分はまだボウズ、7時30分最初の放流が入りました、やっとそこで本日の1尾目を釣り上げた、放流は4尾ほどの釣果でちょっと少なめ、あと2回放流があるからそこで頑張ろう。

ジキル1.8gのオレ金のオレンジが剥げたやつでw
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V









放流効果が薄れてくると実に厳しい、クランクを使用せずひたすらスプーンで粘ってみましたが、1回目の放流7時30分から2回目の放流10時まで1尾も釣れませんでした^^; 左隣の2人組が調子良く釣っていましたが、他は皆厳しい展開を強いられていました。


2回目の放流ですが、1回目の放流が終わって気がついた事を試してみた、とにかくヒットポイントが手前手前岸際だという事、以前もそうだったのかは覚えてはいませんが、岸から3メートル以内がヒットする場所で、どうやら放流魚はそのブレイクラインを回遊しているよう、なので岸ギリギリが実に熱いのである。

また、タナは間違いなくボトムギリだという事、岸寄りの3メートル以内はかけ上がりになっているので、かけ上がりのボトムに沿ってボトムに当たるか当たらないかの層を引いてくるのが良かった、ロッドは極力寝かせてスプーンが水平になるような気持ちで引くのもお忘れなく、ロッドを立てスプーンが立つようなイメージで引いてくると今ひとつヒット率が上がらない感じがしました。

岸ギリギリのピックアップ寸前が美味しいポイントになっています、最後の最後まで気を抜かずに巻いてくると良い事がありました。



あとたまたまかもしれませんが、東家側よりも畑側の方が圧倒的に岸際が熱いようにも見えました、釣り座はやはり畑側が良いのかも?

畑側の釣り座
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V








2回目の放流はなかなか好調で10尾近く取れ、放流が終わるとまた大悶絶タイムに突入、あれやこれや試してもなかなか結果が出ない厳しい状況、クランクでポツポツ取れるのですが、それが当たりと思えるような感じではありません実に難しい…


正午を過ぎて釣果は19尾、ほとんどが放流での釣果です^^; 13時から3回目の放流があるので、それまでにお昼ご飯をとも思いましたが、いまいち食欲が湧かずそのまま釣りを続行し、前回のレイクウッドに引き続き昼飯抜きとなりました。


13時になり放流用の軽トラックが魚を池に入れていく、今回も狙いは岸際、ルアーは吉やのノア・ピンクスターが大活躍で、シルバーやグリーンメタをローテして、次に目立って良かったのが蛍光イエローでした。

この放流でも10尾前後を獲る事ができ、仕事をする放流魚が多い放流って楽しいなと実感w

3回目の放流、大盤振る舞いです、人が多いから放流しないと釣れませんw
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V







そしてまた厳しい時間帯に突入です^^; この放流効果が無くなった時間にもう少し結果が残せたら楽しい一日になったんでしょうが、なかなか放流のように簡単に釣れてはくれません、当然かw 厳しい中でもどうにか魚が釣れるであろうパターンは、パターンと言うほど釣れたわけではありませんが^^; 結局放流と同じでスプーンでボトムギリギリを巻き、岸際のかけ上がりをトレースした時になんとか釣れてくれる、放流以外の時間帯ではこの釣り方が一番釣れました。



なお、寒い季節一押しのムカイのリバーブ、午前中に何度か投入しましたが、リバーブさえ有ればどこでもどうにかなるだろう位の気持ちでいるんですが、みどりでは一切そのなんとかがなんともなりませんでしたw

計3回ほど登場させ1尾も釣れませんでした、たいていどこでも1尾くらいは直ぐに釣れ、その後立て続けには出ないけれど、でもなんとかポツポツは釣れてくれる物なんですがぁ、みどりでは無反応でした、またボトムのスプーンでも1尾も釣れていません、直ぐに釣れないと長く粘れないので粘っていれば釣れたかもしれないですが、ボトムスプーンで魚との出会いは有りませんでした…

東家側の釣り座
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V







15時を過ぎ、毎度の事ですがみどりは夕方釣れないんだよな〜と言うのが印象強く、それを知ってか知らずかお客さんが減っていく、この後放流はもうありません、ねちねちとボトムギリギリをスプーンで攻めていくしか釣れるパターンは持っておらず、スプーンをローテしながらしつこく攻めていく、あまりにも反応が無かったら俺も帰っちゃおうかな、とかなり弱気でしたがポツポツと釣れてくれたので、釣り納めだし17時まで粘るかと心に決めて、次の一手を考える事に。


16時頃になり4回目のリバーブタイムを考えたが、以前部会で来た時にもスプーンであまり釣れず、その頃はリバーブがまだ無かったのでロデオのシャドウアタッカーを投入したら、釣れない時にポツポツでしたが釣れてくれた事を思い出し、久しぶりにシャドウアタッカーを使ってみた。

カラーは一番釣れる草色、最近はすっかりリバーブにメタルバイブの主役を奪われていたシャドウアタッカーですが直ぐに1尾釣れちゃいました^^ リバーブでは昼間全然またくだったのに、夕方だったかもしれませんがメタルバイブを使うと、たいてい直ぐに1尾くらいは釣れてくれるはず、が成功しました^^ 久しぶりのシャドウアタッカー、リバーブと違い規則正しいダートをしないリフト&フォール、手元に響くブルブルと言う手応えが心地よい。

しかし2尾目は直ぐには出てくれません、良くある事です…





と思いながら、長くしゃくりたいのでお客さんが減った空いている水面を探し、斜めにキャスト遠投ししゃくっていると2尾目がヒットした、場所は池の中央のど真ん中です、ずっしり重い手応え、そして直線的に魚が走る、クビを振る手応えがまったく無い、やっちまったか…

多分スレだろうな? と思い縁石に立ち上がりロッドを立てて、魚を水面に浮上させスレ掛かりの確認をしようとしたら、「ドボォゴワァ」っと大きな魚体が水面に現れた、デカイ!これが口だったら良いんだけれど… とよく見ると口に掛かっているっぽい、ちょっとアドレナリンが湧き上がってきた、1日3回も放流があると入れる魚のサイズも小さく、今日釣った魚は小型の物ばかりで、その2倍から3倍は有る、バレルなよ〜バレルなよ〜と慎重にやりとりをして無事取り込みに成功(^_^)v

一発逆転サヨナラ満塁ホームラン、60のヤシオマス ヒャッハー(^_^)
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア
2013釣り納め・みどりフィッシングエリア posted by (C)はらっく DSC-HX9V








まだ1時間残っていますが、この時間帯にこのサイズが釣れてくれると、終わり良ければの法則が発動され、1日の苦労が全て帳消しになる1尾だ。

なんだか自然と笑みが込み上がる、そして心の中でドヤ顔中w ドヤ〜ドヤ〜


シャドウアタッカーは完璧に口にフッキングしています、直近では霧の沼で60近いヤシオマスをネットイン寸前にポロった記憶が有りますが、それ以前の大物はだいぶ前の川場だったかな?久しぶりの大物ゲットです。



ネットの中で魚の回復を待っていると、母親の言葉を思い出しました、散々釣りに行っているんだから、たまには魚を持って帰ってきなさいよと言う言葉を。

獲物はおそらく3倍体のヤシオマス、お腹を開かないと赤身か白身かがわかりませんが、ヤシオマスなら赤身でめちゃくちゃ美味しいと噂は聞きます。

スカリなんて持っていないからキープできない、どうしよう…



いつか魚を持ち帰ろうと、車の中に発泡スチロールのクーラーだけは常備している、アレに入れて持ち帰ろうと衝動的にネットインしている魚を車に運んだ。

大きめのビニール袋に魚を入れてから、発泡スチロールのクーラーに入れると、魚が大きすぎて真っ直ぐのままでは入りきらず、魚を曲げ無理矢理フタを閉めた、魚が暴れて蓋が開きそうでしたが、どうにか開かずに閉まっていてくれている、このままあと1時間閉店まで釣りをするのは魚の鮮度を考えるとあり得ないと思ったので、すぐ釣り座に戻ってタックルを片付け帰路についた。

近所のセブンイレブンで一応氷を買いクーラーに袋ごと入れた、まだたまに魚が暴れている。

鮮度を考えるなら高速道路で帰るべきなのであろうが、ちゃんと節約して下道で帰りましたw














▼おうち編w




帰宅後、てっきり母親が裁いてくれるのかと思いきや、そんな大きい魚無理に決まっているじゃん! と冷たい対応、 オイババァ!一度くらい持って帰ってこいって言ったのはお前だろ! 出刃包丁も必要だし家の包丁じゃ無理との事、どうしよう…






こうなったら自分でやるしかない、もったいないけれど生ゴミ覚悟で自分で捌く事に、初めての魚の解剖ですw 不安だ… たいへん不安だ…^^;








とにかく頼みはYoutubeだw この動画を3回見て捌き方を脳みそに刻み込み、念のため動画を準備したスマホを台所に持ち込んでヤシオマスの解体ショーのはじまりです。









家の薄っぺらい包丁を研ぎ機で研いで、まな板の下に新聞を敷いた、内臓や頭やヒレを捨てるためのビニール袋も口を開けて待機させた、いざスタート。

ま〜包丁が切れない、やはり出刃包丁が必要ですね家の包丁はこれで臨終になってもいいやと言うつもりで、胸びれの付け根の骨を叩き切ったりしました、頭を落とすのにも一苦労二苦労です、滑って左手を切っちゃいそう、まな板に新聞を敷いたら一気にグリップ力が増し切りやすくはなりましたが、いかんせん包丁が貧弱で手を切らないよう注意しながら、目一杯力を入れて切っていきました。






さて、内臓処理ですがはらっくさんは魚のはらわたを見て「キャー!」とか「気持ち悪い〜ヒエー」とか言って戦意を喪失してしまうのでしょうか?









内臓処理をかなり恐れてはいたのですが、ちゃんとこのヤシオマスを捌かないと、ヤシオマスが浮かばれないという気持ちが強かったせいも有ったでしょうし、今捌けるのは自分しかいないと言う覚悟も有ったのかもしれない、お尻から包丁を入れザクザクザクっとお腹を割いて内臓とご対面しても、特に何ともありませんでした、はらわたは綺麗に整ったしおからみたいな感じで手で取りだし捨て、頭の付け根近辺の臓器がなかなか摘出できず、無理矢理包丁でグチャグチャぶった切って取り出しました、意外と手こずったのは血合いの処理です、背筋沿いに血合いがありますが、手でこすり取ろうとしましたがなかなか取れず、結局包丁の先でガリガリ掻き落とし、最後は水を流しながら指で擦り落としました。

ここまで来れば気持ち悪い感はほとんどなく、あとはいかに3枚に綺麗におろせるかである^^;

解体中は手がたいへんな事になっているので写真はショー後のものばかりですw 残骸入れ
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V









頭側を右にして背骨と身の間に包丁を入れ3枚におろしていく、この時に背骨側はなんとかなりましたが、あばら骨側の身に穴ぼこがあいてしまいましたが、そんなのは初心者なのでご愛敬ですw 笑ってごまかすアハハ。

そして反対側の身についた背骨を落とせば、あとはあばら骨を身を落としすぎないように切り落として3枚おろしがほとんど終了です。











いや〜やればできるもんだな、出刃包丁も使っていないのにw









さすがに刺身にするのは道具と腕がないので今回はあきらめ、全て切り身にして塩を振って擦り込んで完了です。

思っていたより簡単でした、もっともっと難しいと思っていたので、刺身となると難しいけれど、3枚におろして切り身にするだけなら初心者でもどうにかなりました。

あの薄い包丁で60を捌くのは大変でした
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V

皿に盛って塩をふりました、サーモンピンクが綺麗
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V










母親がせっかく捌いたんだから焼いて食べてみれば?と言うので、早速焼いてみました、切り身だから身から焼くのかと思い、数十秒身を上にして焼きましたが、焼き加減を見ると先に身を焼いちゃうと焼け過ぎちゃうなと思い、やはり川魚は皮から焼くものだと思い皮から先に焼きました。


先に間違えて数十秒身から焼いた時に撮った写真、脂が浮いていてこのまま焼き続けたらあの旨味が全て台無しになるところでした
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V












当然ご存知かと思いますが魚の焼き方は、川の魚はカワだから皮から焼いて、海の魚はウ身だから身から焼くものです、てかそう覚えています。





やっぱり川魚は皮から焼かないとね、パリッと焦げるまで焼きましょう
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V






焼きでは味が足らないかも? と思いバターを用意しましたが、まったく不要でした、ちょうど良い塩加減と、魚の脂身がちょうどマッチして



すっげ〜美味かった、噂どおりのトロサーモンでした、美味しくてほっぺが落ちそうでした、太っているからじゃないんですw
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V



美味しすぎてあっという間に皮だけになりました
初ニジマス解体ショー
初ニジマス解体ショー posted by (C)はらっく DSC-HX9V














































ヤバイまじヤバイ、ヤシオマス旨い旨すぎる。^^






どうにか初ニジマスの解体ショーが終わりました、お腹を割いて赤身が見えた時は3倍体だ!と嬉しかった^^ 白身だと3倍体ではないので脂が乗っておらず、ただの川魚で美味しくないはず、管理釣り場ではやはり3倍体の魚を捌いて食べたいですね、なんて今回が初めてなんですけどね^^;






















よし!出刃包丁買うぞw



忘れていた、16時までの釣果は34尾でした、8割方放流魚での釣果です^^;








ではみなさん良いお年を。