はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退室ねがいます。

イントゥ・ザ・ストームを観てきました

竜巻・トルネード映画、イントゥザストームを観てきました。当然ですがTBSラジオ土曜日ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル のコーナームービーウォッチメン今週のお題映画になっているからです、ラジオを聴くようになってから映画を観に行くペースが早くなってきています、しかし何を観ようか悩まなくて済む、自分で選んで観に行こうと思ったら、おそらく観に行かないであろう映画にも足を運ぶ事となり、新たな映画との出会いがあって自分的には楽しんでいます。





率直な感想としては、映画イントゥザストーム、なかなかおもしろかった。






この先は詳細なあらすじだなw 完璧なネタバレなんで読まないように。



過去数ある竜巻映画でも、メジャーどころではヘレン・ハントが出演していたツイスターがそこそこ有名で、テレビでの放送があるとついつい見てしまうなかなかの秀作、今回事前知識と言えば竜巻映画ってことだけ、ツイスターの類似品だろ程度…

確かに竜巻ハンターが主役っぽく映るが、この映画主役は大勢居たように思える、いろいろな人物から見た竜巻被害をまんべんなく映画にしている、90分に満たない上映時間が短い映画なのでまんべんなく多角的に話を進めると、各登場人物の思いが薄くなりそうですが、これがまた良い塩梅で作られていて、目だった大物キャストが出演しているわけではありませんが、集中して食い入るように観ていられる。


前半の人物紹介が一通り終わると、真打ち竜巻が現れます、竜巻を目の前にして怖じけて、カメラマンを降りたいと言っていたカメラマンが炎を巻き上げる竜巻に吸い込まれ殉職、教会に逃げ込む一同間一髪で危機をやり過ごせた。


ほっと一安心、なんだ竜巻って言ったって、通り過ぎちゃえば大したことないじゃんこの後どうするんだろう?と思っていると、自分の想定が甘かったんですが、当然のことながら竜巻の真打ちはEF5クラス最大級の竜巻が発生!いや〜デカイなんだこの幅は!こんな竜巻が発生したら23区の一つの区が無くなっちゃいそう、高校からバスで逃げる一団、行く手を阻む倒れた電柱と高圧電線、後ろを振り向けばEF5竜巻がもの凄いスピードで追いかけてくる、さぁどうする?

運良く雨水を流す土管が近くに有り、トルネードハンター一団が逃げ込むが、そんな地中に出来た設備をも破壊し始める竜巻、ハンターの親分がリーダーらしくヒーローになろうと竜巻を撮影するための専用車で、壊れかけた鉄格子を塞ぎほっと一安心、風も治まり助かったと思うも、上空を見上げればそこは竜巻の目の中、トルネードハンターの夢は叶うが… 間もなく風向きが逆になるさらに強力な風が起こり始めた。

トレーラーに繋いだウインチのワイヤー、あくまでも偶然ワイヤーで車を固定していましたが、上手いつなぎ方でコレなら鉄格子を自重で押さえている車も吹き飛ばされないなと思っていましたが、巨大竜巻は容赦なく車のウインチの巻き取り部分だけを残し、車をはぎ取り宙に舞わした、空高く舞う車中でトルネードハンターの親分はまだ生きている、若干スローな映像になり車中からの映像に切り替わる、見上げると綺麗で穏やかな夕焼けが見えるちょっと幻想的だ、しかしそれって車が台風に巻き上げられ遙か上空に到達したって事を意味していた、その後は予想通りの急降下…


忘れていました泣けるシーンもありました、いかにも感は有りましたが、ついつい集中していたので涙が目に浮かんでしまいました素直な感情です、好きな女子のため、その女子と一緒に廃屋でレポートの動画を撮影している兄弟で描かれている兄、竜巻警報が鳴らず一切竜巻の接近に気がつかず、廃屋の中で竜巻に直撃され廃屋に有る穴に落下、落下後に出口が塞がれ、そして雨で穴が浸水してくる、怪我をした女子を介抱する兄、しかし浸水する水の水位は徐々に上がってくる、携帯電話がどうにか繋がり父親にSOS…

この兄弟で25年後の自分へのビデオレターを撮っているのですが、絶体絶命の浸水が進む穴で男女二人、間もなく窒息して溺死するであろうわずかな時間に遺言をビデオに収める事に、水に浮き足も届かない状態、酸素を吸う口も間もなく水に沈もうかというこの瞬間、わがままばかりって申し訳ないと父親に謝る兄、女子は今朝お母さんに声を掛けようと思ったけれど声を掛けられなかった事を後悔、間もなく二人は死ぬのである、なんだかこのシーン特別な演出はありませんでしたが、実際こんなにも冷静に人は人生の最後を受け入れる物なんだなんと思っていたら泣けてきた…





まぁそのお父さんが助けに来て危機一髪助かるんですけどねw 弟もなかなか良い仕事をするし、校則に反するナイフなんかも持っていて、それが最後のシーンでも役だったりして…




あらすじは前後しましたが、巨大なEF5クラスの竜巻が通り過ぎおのおのが居所に戻っていく、25年後のビデオレターをここで再度登場させ、さっきまで言っていた事と皆一転、先の事よりその日その日を大事に生きていきたいと、まさに九死に一生を得た経験者こそが言える説得力のあるコメントを残し、映画は終わっていきました。






映画の立ち上がりは竜巻出てこないぞ!?と言いたくなってしまいましたが、中盤からラストまでは手に汗握る展開で全く飽きず、ドラ泣きできなかった自分も若干ですがトルネード泣きさせられ、キャスト的な派手さは有りませんでしたが、起承転結がハッキリとした万人が楽しめる自然災害映画でした。



おすすめです。





二度と観たくない度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2





アメリカ巨大竜巻実写