はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

セッション を見ました

何度も映画館に観に行こうと思っていて、先日もどこかの小映画館で上映していたので、足を運ぼうと思い行けていなかったんですが、結局WOWOWで見ました。

この映画も2015年度の映画なので、他の媒体からラスト10分が、みたいな声が聞こえてきていて、もの凄くラスト10分に期待してしまっていました。





特訓?いじめ?しごき?可愛がり? 日本語だとこんな表現が出来そうですが、結局あれは ”しごき” だったのだろうか? ”いじめ” だったのだろうか?

”しごき” に耐えて一流のドラマーになりたい生徒、愛のムチのような ”いじめ” を行う先生、 最後の最後まで ”飴と鞭” ”ツンデレ” が繰り返される展開が非常におもしろかった。

ラスト10分は、あれを ”セッション” と言うのか分からないけれど、一度舞台から引っ込んで終わったな… と思ったところから最大の盛り上がりがやってくる、あのシーンは ”してやったり” と思う所なんだろけれど、そこまで自分は気持ちよくはなりませんでしたが、良い盛り上がりだったと思います。 見ていててっきりラスト10分は醜い終わり方をするんだな、と思っていたんですけどね、あんな終わり方でした。

一昔前の日本なら、可愛がりとして有りな教え方だったと思うけれど、今はあんなスパルタな教え方を行っていたら訴訟物、しかしあー言う可愛がりを耐えた演奏者が世界的な演奏者になるのかもしれません、もちろん天才は存在しますが。



2度と観たくない度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆3個です。 これが実話で、実在の天才ドラマーの若き日の話しだったりしたら、より熱い映画だと思う。