結構評判の良い庵野秀明版ゴジラ ”シン・ゴジラ” を観てきました。
感想のようなオールネタバレです、読まないようにｗ
・庵野秀明感？ イコール エヴァンゲリオン感満載のゴジラでしたｗ 怪獣を観に行ったつもりでしたが、日本政府の不甲斐ない対応を見ているのがメイン、アメリカの核の傘と言う抑止力に守られる日本、その抑止力に東京が標的になる、何も出来ない ”日本政府制度” ”米国製日本国憲法ｗ” 情けない… どうせなら東京に核を落としちゃった方がおもしろかったな。
・自衛隊の攻撃シーンもエヴァンゲリオンでしたｗ 特に戦車隊。
・海からゴジラの敵が現れたのかな？ と思うもゴジラだった、ゴジラの息子がミニらだった事を考えれば、ゴジラが変形してもおかしくはないけれど、目がちょっとどっちを向いているか分からず^^; ウルトラマンの頃の怪獣みたいだったｗ
・石原さとみちゃん大好きです、東京メトロを使い通勤しています、今メトロの広告塔は石原さとみちゃんで、駅の中には大きな石原さとみちゃんがいっぱい、通勤前にそのポスターを見ると、仕事をする活力が湧いてきます、しかしゴジラの中での石原さとみは…
・とにかくゴジラが強い、通常兵器では敵わない装甲の持ち主、あげく口から出す放射物が今回超強力に、炎から出力が上がって光線になっていた、もうほとんど巨神兵のアレと一緒ｗ
・さらに、尾っぽや背びれからも巨神兵のアレが、縦横無尽に放射される、もうほとんど ”イデオン”ｗ
・結局最後はリアルに福島原発事故で燃料棒を冷やすのに活躍した、ロングアームの生コン車でゴジラを退治^^; と言っても固めただけ、あの後どうするんだろう？
・主役が長谷川博己のようなんですが、実写版進撃の巨人のイメージが有ってダメｗ
・東京の町並みはパトレイバー感も有ったな〜
エヴァンゲリオンを思わせる細かい演出や、カット割りの早さ（文字読み切れないし！覚えきれない！）、リアルな日本政府の不甲斐なさ、日本国の法整備のひ弱さ、等おもしろいはおもしろいけれど、まったく見ていて興奮しませんでした、それってこの手の映画としてはダメな事なんじゃないかと思います、ゴジラが本当に現れた時のリアルさを追求したのは分かるけれど、エンターテイメントにはなっていなかったと思う、かといって ”インディペンデンスデイ” の様なやり過ぎ映画だと、それはそれでおもしろくないけれど、シン・ゴジラはマニアが見るとおもしろいと思える、深読み前提の映画なのではと思います、我々のような真夏の管釣りで表層しか狙わないお客さんには ”これはおもしろい！” ”また見たい！” と思える映画では無いと思いました。
あと、全体的に音楽での盛り上げがほとんどない、カット割りが早過ぎて繋がらないからかな？^^;
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