はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

金環日食とは

5月21日に日本の広範囲で見られる金環日食江戸時代以来170数年ぶりで滅多に日本では東京では見られないそうだ、なんとなく金なんて文字が入っているから金星でも関係有るのかな? なんてお思いのあなたそれは間違いですよ覚えていってくださいw

恥ずかしながら自分も金星とか関係有るんじゃない?なんて思ってましたw


皆既日食金環日食そして部分日食に分けられ、金環日食はザックリ分けるときっと部分日食のスペシャルバージョンと言うことになります。

何がスペシャルかというと、結論から言えば金星は日食に一切関係なく日食という現象は全て太陽と地球と月で行われる天体現象となっています、日食と言う天体現象全般で、太陽と地球の間を月が良いところを通過すると、地球上の良い場所で太陽から地球に届く光を遮り日食全般の現象が起こります。(当然ですが夜側の地域からは直接観測できません)


そして一番キモとなるのは月が地球を回る公転軌道で、この軌道が楕円軌道を周回しており、太陽と地球の間を通る日食の時に楕円軌道なので月が地球から遠かったり近かったりする、その距離のタイミングで皆既日食金環日食かが振り分けられる。


・月が地球に近いところを通過する時に日食になると、近くに月があるので太陽を全て隠し光を完全に遮断するため皆既日食となる。

・逆に月が地球から遠いところを通過する時に日食になると、遠くにあるため太陽を全て隠すことが出来ず、太陽の外側だけ隠しきれなくなる、それが金環日食と言うことだ。

そして金環日食がなぜ金環日食かと言うと、最大で太陽を月が隠した時に太陽の全てを隠すことが出来ず、太陽がまるでリング輪っかのように見える状態になる、その有様を英語ではゴールドリング日本語では金色の環(わ)と言うことで金環日食と言うことになったそうです。

ちなみに皆既日食は、既=「食べつくす」、「・・・してしまう」という意味だそうで、皆食べつくすと言うことから皆既日食と言うそうです。




また、今後の日本国内の日食予定ですが

・18年後の2030年6月1日、北海道で夕方に4分間見られる。
・29年後の2041年10月25日、本州中央部で見られるそうです。
・今回のような日本の総人口の2/3が見られるような金環日食は300年後の2312年4月8日だそうです…



今回見ないと二度と見られない現存する日本人がいっぱいいいるってことですね、ぜひ普段遅く起きる人も早起きをして観測してみましょう。

※注 意※ 観測グッズを必ず使用してくださいね。