はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

SHAUN OF THE DEAD 観ました

ゾンビ映画好きなのにこの「SHAUN OF THE DEAD」を今まで観ていなかったのは、不思議なくらいだと見終わってから思えるほどの秀作いやいや傑作ゾンビ映画でした。


傑作なのは噂では知っていましたが、と言ってもこの映画以前ネットを徘徊しダウンロードだけして観ておらず会社の先輩がその落とした物を観て、なかなかおもしろいよと言っていたのですが、最近になってゾンビ映画ランキングで堂々の1位に輝いた事を聞き、試しに観てみようかとぽすレンで100円で借りて観る事にしました。


※ちなみに現在こういった映画や音楽コミックなどの著作物は観るのも落とすのも違法となっているのでやってはいけません。



映画の始まりはコレどこがゾンビ映画なの?と言う立ち上がりなんですが、徐々に本当〜に徐々にそれっぽいゾンビっぽい?いやゾンビじゃないだろあれは?って物体が映像に映し出されて来ます、それでもまだゾンビらしき物は現れず、もしかしてOF THE DEADってタイトルは付いているけれど、ゾンビをもじったようなコメディ映画なのかな?なんて思っていると、あそこにもここにもゾンビが現れるようになってきます、しかし主人公のショーンはなかなかゾンビの存在に気がつきませんw

しかし否が応でもゾンビを受け入れないといけない状態となると、わんさかショーンの目の前にゾンビが現れてきます、このゾンビはジョージ・A・ロメロ型のゾンビでもの凄くゆっくりと歩行する正統派のゾンビです、誰一人猛ダッシュかますようなバタリアンゾンビは居ません、演出も基本がゾンビコメディに分類される映画の傑作なので、脅かすような演出もほとんど有りません、表現方法になんと書いたら良いんだろう、おもしろい手法を取り入れていてカットが細かく大きく切り替わるような手法を取り入れていて、観ていて飽きない。

しかしなんといってもゾンビコメディ映画なので、主人公はもとよりその取り巻き達が独特なおもしろい個性を持っており、その個性を思う存分にゾンビに対して発揮するのです笑えます。


いくつか印象に残ったシーンとしては、ウインチェスターと言うパブに逃げ込む際に、近作ではウォーキングデッドでゾンビを粉々に砕きその肉片を体中に塗り死臭を漂わせる事でゾンビの中を歩いて中央突破を試みるシーンが有りましたが、それの元とも思える中央突破シーンが有りますが、ショーンを取り巻く母親や彼女やルームメイトと横一列に列んで、顔だけなんとなくゾンビっぽい顔を苦々しく下手くそに演技しながらw 大量のゾンビがいる中をウインチェスターに向かって歩いていきますが、どう見ても君たちただの人でしょ?ってシーンは思わず声を出して笑ってしまいましたw




さらに、その仲間達で住宅街に裏道をウインチェスターに向かっている最中に、他の逃げまどっているグループと曲がり角で遭遇するのですが、そのシーンが笑える、ほぼメンバー構成や見た目が似ていてw その並び方がまたおもしろくなんでそんなに綺麗に列んでいる?って思わず吹いてしまいました。(ここのシーンの映像は見つからず)





とりあえず観て損のない、さすが輝く第1位のゾンビ映画だとは思いましたが、私的にはやはりジョージ・A・ロメロ監督の ゾンビ Dawn of the Dead (1978) が有ってこそのゾンビ映画ムーブメントだと思います。