新宿ミラノ座より愛をこめて〜LAST SHOW〜

少々眠かったんですが行かないと二度といけなくなってしまうのでミラノ座の供養に向かいました、山手線を新宿で降りず新大久保駅で降りて歩いて行きましたが、久しぶりの新大久保駅、駅を出てすぐに『ナパーム弾』で駅前を焼き払いたくなった。

ミラノ座に向かう途中、鑑賞中におなかの虫が鳴いてはいけないので、富士そばで天玉うどんを食べるもなんだか美味しくない、富士そばの出汁は俺には合わないな。

今日２３日は角川映画攻めとなっている、１１時から『セーラー服と機関銃』１５時から『時をかける少女』１９時から『探偵物語』の３本立て、このラインナップなら有無を言わさず薬師丸ひろ子主演のセーラー服と機関銃を選択。

天皇陛下の誕生日で祝日の今日、混んでいるのかな？と思いましたが切符売り場は空いている、１０時３０分ちょっと前に到着しましたが、ちょうど切符を売り始めた所でしたが列びはそれほど無かったようです、料金は５００円ポッキリなのでなんだかお得。

新宿ミラノ座より愛をこめて〜LAST SHOW〜 posted by (C)はらっく DSC-HX9V

もぎりの際に記念卓上カレンダーをもらえます

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場内に入ると、大昔の記憶では一番見やすい中央に白い座席カバーが掛かった指定席があった記憶が有る、最近のシネコンは全席指定席が当たり前だが、昔は基本自由席で中央に値段の高い指定席が存在した、指定席の場合は係員が懐中電灯で足下を照らしながら席まで案内してくれたりもしました、さらに映画館から出なければ何時間でも映画館に居られる仕組みだった、暇な時や待ち合わせの時間つぶしに映画館は絶好の昼寝場所でもあった。

現在のミラノ座にも中央に白ではありませんが赤いシートが存在しています、今でも指定席なのかな？今日は５００円均一でオール自由席、ここは贅沢に元指定席に座り込みました。

上映までまだ３０分有る、時間が迫るにつれみるみるお客さんが増えてきて、５分前には満席に近い状態、自分の右隣は空いていたので完全な満席ではありませんが、ほぼ満席と言った状況、普段からこのくらいお客さんが入っていれば閉館にはならなかった事でしょう。

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１１時になりすぐに上映かと思いきや、スクリーンの左下にライトがモワッと点き総支配人の横田さんがセーラー服と機関銃の簡単な解説を行ってから上映開始。

今回のさよなら上映では全て３５ｍｍフィルム映写機を使用して昔ながらの上映を行っている、デジタル映写機が増えエッジの効いた明るく切れのある映像しか見た事の無い世代、そしてすっかりデジタル映写機の映像に見慣れた自分も、久しぶりに３５ｍｍフィルム映写機で鑑賞した、ピントが甘いな〜暗いな〜と言うのが素直な感想ｗ　こればかりはしょうが無いというか、そうであってもらわないとミラノ座５８年の歴史やアジを味わえないだろう。

上映されたセーラー服と機関銃に関してはもちろん名作で、１０代の薬師丸ひろ子が可愛いし女優としてこの頃から上手いな〜と再認識、角川も良い子探してくるよな〜と感心しながら観ていました、しかし寝不足からか２回ほど寝落ちてしまいましたが、内容は十分知っているので良いんですｗ

マリリン・モンロー張りの「わたくし、愚かな女になりそうです」で映画が終わり、淡泊なエンドロールを見て、場内が薄ぼんやり明るくなってきた、周囲を見渡すとやはり１０００人も入る箱の映画館凄い人数ですね、こんなにお客さん入っていたんだと驚きです。

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