はらっく傾奇者でござ候

管理釣り場メインではありますが、いろいろ書くので ”意にそぐわない方” は静かに御退場ねがいます。

オオカミは嘘をつく を見ました

タランティーノが大絶賛!今年№1だ、と言う大袈裟な宣伝に釣られて、まぁWOWOWで放送が有ったので見てみました。



全くナンバーワンでは有りませんでしたが、まぁそれなりに誰が犯人なんだ? と思いながら最後まで見られました。






ネタバレですが、疑われていたラーメンパーマの男が結局は犯人なんですが、最後まではっきりと、そいつが犯人だと分からないところが ”オオカミは嘘をつく” と言うタイトルのゆえんなのかな?

てっきりバレー教室の女の子は、ラーメン頭の男の子どもなのかと思っていたら、停職中の刑事の子どもで、奥さんにバレー教室に迎えに行ってって言ったじゃない! と言われたところで、あ! っと思い、最後の最後でラーメン頭の男の自宅で、壁の分厚い隠し部屋にその女の子がバレーを練習していた練習着のまま、ベッドにうつぶせで身動きしていない状況で倒れている?寝ている? おそらくラーメン頭男に犯された後…

で映画が終わりますが。

地下室で軟禁され拷問されていた状況から、刑事とラーメン頭男が逃げられるシーンで、刑事はラーメン頭男を助けなかった、その時ラーメン頭男が言った ”俺を助けなければ一生後悔するぞ” と言う言葉が、エンディングにきれいに繋がっていましたね。



この映画、残虐シーンも数カ所有りますが、ボケーッと見ていると、あっという間に終わってしまい、点と点が線として繋げられなくなります、かと言ってそれほど難しい難解な映画でもなく、2回見ればほぼ点と点が繋がる映画です、まぁ点と点と線を自分が書いてしまっていますが^^;

上記を全部読んでいない方は、一度見ても良い映画だと思います、きっと自分のように映画を浅く観る客では見つけられない、点と線がまだ有るのかも知れません、探してみてください^^



あとおもしろかったのは、中盤からですが、この映画は推測するに昼過ぎから20時くらいまでの、わずか8時間程度を描いた映画なんです、地下室での拷問などが有り、何日か経っているような錯覚を覚えますが、1日も経っていない、短時間を描いている映画です、その辺も最後の最後で気がつきます。

また馬に乗ったアラブ人が何度か出てきますが、映画にはまったく関係ないとしか思えず、イスラエルの映画なので、ユダヤ人とアラブ人の融和みたいな事を無駄にアピールでもしたかったんですかね? 日本人にはまったく分からない部分の人種問題と宗教問題が背景に有りそうです。





2度と観たくない度 ★★★★★☆☆☆☆☆5個です。 ロリコン猟奇殺人鬼の話しなんで、あまり気持ちが良い映画ではないですね、ロリコンが少女を誘拐し強姦して首を切断するようなど変態のキチガイは、裁判無しで死刑で良いと思います。