グリーン・インフェルノを観てきました、と聞いてもそんな映画知らない?という方が多いかと思いますが、ちまたで今話題になっている ”食人” 映画ですw
イーライ・ロス監督は1983年の大ヒット映画「食人族」が大好きで、今回はリメイク?のようです。
ネタバレが有るので読まないように、まぁ観に行く人は少ないと思いますがw
高度な文明を持つ人間にとってのタブー ”食人” を題材にした映画で、直訳すれば ”緑の地獄” です、先住民を開拓から守ろうとする活動家達が、飛行機の故障でペルーの山奥に墜落する、そこで遭遇したのが事も有ろうか守ろうとしていたハヤ族、しかしハヤ族は食人族だったのだ!と言う内容です。
ゾンビ好きな自分ですが、ゾンビは正気では無い人間(死者)がカニバリズム的行動を取り人肉を食らいますが、食人族は正気の人間が人間を食うのです、食文化の違いと言えばそれまでなんですが、文化の違いだけで食人を文明人は受け入れられません。
文明人である人間達は、食物連鎖の頂点に居るという事に奢り、常に肉を食らう立場に有るのが当然だと思っている、頂点で有る以上食われることは無い、食われる恐怖を知らないのです。
そんな文明人が、人間を食料だと思っている人間達に、神の恵み(ごちそう)として捕らわれた時の恐怖と言ったら… 想像できる人は少ないでしょう、その分それを映像化したのですから恐怖は倍増します。
なんて
こうだったら良いな〜と言うことを書きましたが、ホラー映画で有名なイーライ・ロス監督の作品でしたが、私的にはダメで途中でかなり飽きていました^^;
・人間の解体シーンがあまり映らない
・先住民がなんだか大人しい
・幼児が一切いない。
・食人するほどの先住民なのに、大人の女性はおろか子どもですら一切おっぱいを露出していない。
・それなのに成人白人のペニスが半分映るのはなぜ?
・胴体を焼く時に少量のマリファナを入れて焼いて先住民が食ったら、皆ラリった^^; そんなことあり得ないだろ!
・食人映画なのになぜFGMを混ぜる?FGMを行っている文化圏の人にとってFGMは神聖な儀式、決して食料で有る獲物が処女だったとしても、そんな儀式は行わないはず。
そしてほんと勘弁してくれと言うのが、まさかまさかの夢落ち^^; え〜〜〜夢落ちなの〜と最後の最後で追い打ちを掛けるような虚脱感が…
しかしこの映画の残虐シーンを見て、ショックを受けているお客さんも多いはず、そんな人達向けに、夢落ちってのは実は救いなのかも?しれないと即座に思い、エンドロールを見ていると、なんだかエンドロールにノイズが発生している、デジタル映写機が壊れたのか?ボロいな、なんて思っていると、もう一つ落ちが有りましたが、夢落ちの虚脱感の方が圧倒的に上過ぎて、あまりおもしろくありませんでした。
ちなみに世界でも日本でも人間が人間を食う事件は起きています、たいていの場合遭難して食うに困って仲間を食うことが多いようですが、中には母親が子どもを食ったり、宮崎勤のようにロリコンで食人なんて猟奇な場合も多いようです。
映画 ”生きてこそ” 有名ですね
日本では
ヒカリゴケその1
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パリ人肉事件(佐川一政)その1
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